fc2ブログ

対訳 マッカーサー証言


人気ブログランキングへ←←忘れぬうちにボチッとお願い にほんブログ村 政治ブログへ


対訳 マッカーサー証言


Strategy Against Japan In World War II
第二次世界大戦における対日戦略

Senator Hickenlooper.
ヒッケンルーパー上院議員

Question No. 5: Isn't your proposal for sea and air blockade of Red China the same strategy by which Americans achieved victory over the Japanese in the Pacific?
5番目の質問です。赤色中国に関する海と空からの封鎖という貴官の提案は、太平洋において米国が日本に勝利を収めた際の戦略と同じではありませんか。

General MacArthur.
マッカーサー将軍

Yes, sir.
そうです。

In the Pacific we bypassed them.
太平洋では、米国は日本を迂回しました。

We closed in.
そして閉じ込めたのです。

You must understand that Japan had an enormous population of nearly 80 million people, crowded into 4 islands.
日本が抱える八千万人に近い膨大な人口は、四つの島に詰め込まれていたということをご理解いただく必要があります。

It was about half a farm population. The other half was engaged in industry.
そのおよそ半分は農業人口であり、残りの半分は工業に従事していました。

Potentially the labor pool in Japan, both in quantity and quality, is as good as anything that I have ever known.
潜在的に、日本における予備労働力は、量的にも質的にも、私が知る限りどこにも劣らぬ優れたものです。

Some place down the line they have discovered what you might call the dignity of labor, that men are happier when they are working and constructing than when they are idling.
いつの頃からか、彼らは、労働の尊厳と称すべきものを発見しました。つまり、人間は、何もしないでいるときよりも、働いて何かを作っているときの方が幸せだということを発見したのです。

This enormous capacity for work meant that they had to have something to work on.
このように膨大な労働能力が存在するということは、彼らには、何か働くための対象が必要なことを意味しました。

They built the factories, they had the labor, but they didn't have the basic materials.
彼らは、工場を建設し、労働力を抱えていましたが、基本資材を保有していませんでした。

There is practically nothing indigenous to Japan except the silkworm.
日本には、蚕を除いては、国産の資源はほとんど何もありません。

They lack cotton, they lack wool, they lack petroleum products, they lack tin, they lack rubber, they lack a great many other things, all of which was in the Asiatic basin.
彼らには、綿が無く、羊毛が無く、石油製品が無く、スズが無く、ゴムが無く、その他にも多くの資源が欠乏しています。それらすべてのものは、アジア海域に存在していたのです。

They feared that if those supplies were cut off, there would be 10 to 12 million people unoccupied in Japan.
これらの供給が断たれた場合には、日本では、一千万人から一千二百万人の失業者が生まれるという恐怖感がありました。

Their purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security.
したがって、彼らが戦争を始めた目的は、主として安全保障上の必要に迫られてのことだったのです。


--------------------------------------------------------------------------------

 上記のマッカーサー証言は、昭和26年5月3日、米国議会上院の軍事外交合同委員会で行われた質疑応答の一部です。

参考文献
『東京裁判 日本の弁明』小堀桂一郎、講談社学術文庫
和文では、上記文献の訳を参考にしつつ、自分で翻訳しました。

 ちなみに、同じ5月3日に、マッカーサーは「太平洋において米国が過去百年間に犯した最大の政治的過ちは共産主義者を中国において強大にさせたことだと私は考える」とも証言しています。
...................................
http://www.chukai.ne.jp/~masago/index.html 芋太郎の広場/資料室より転載

大変優れた資料室があるので当ブログへのリンクと転載のご許可待ちです。が、お正月からこんないい物とめぐり合えて待ちきれないので掲載してしまいました  皆さん、これが渡部昇一先生が常日頃からおっしゃっている、日本のあの戦争がマッカーサー自ら自衛戦争だと認めたという錦の御旗であります とくとご覧じよ!!

人気ブログランキング参加中↓ポチッ!

日本を守ろう!!!→人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログへ

←この新聞を支えよう!!! 説得できない身内に送ろう!

スポンサーサイト



テーマ:歴史 - ジャンル:政治・経済

19 : 57 : 30 | 近代史倉庫 | トラックバック(1) | コメント(4) | page top↑
| ホーム |

from 5/10/2009

最新記事

FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

カテゴリ

拡散用 メールフォーム あて先 (3)
民主党 (101)
みんなの党は安全ではない (2)
外国人地方参政権 (64)
外国人住民基本法 (4)
人権擁護法案 (2)
夫婦別姓 (7)
子供手当て (10)
安全保障 (228)
外交政策 (11)
重国籍 (8)
国籍法と帰化 (3)
沖縄問題/安全保障 (5)
動画/安全保障 (3)
仕分け事業 (5)
脱税総理 (11)
教育問題 (5)
売国の小沢一郎 (26)
マスコミ抱え込み民主 (2)
カルトに食われる日本 (4)
日本の近代史 (28)
南京大虐殺は、あったのか (2)
南京、百人斬り 競争の真実 (1)
強制連行 (2)
朝鮮総連 (1)
朝鮮問題 (25)
慰安婦問題 (7)
慰安婦反日問題 (2)
近代史倉庫 (1)
売国議員 (25)
マスコミとネット問題 (2)
各種、反日団体 (1)
皇室典範について (2)
未分類 (117)
日本崩壊の国会法改正案 (1)
竹島問題 (2)
売国の法案 (7)
郵政問題 (1)
開発とエネルギー問題 (1)
スパイ防止法 (1)
売国法案 (16)
? (0)
中国問題 (12)
口蹄疫 (7)
日本を守る良い議員 (4)
独裁政治 (4)
日本の偉業 (2)
無防備都市宣言 (1)
資料 (2)
文化財が危ない (5)
マスコミ (9)
売国行為 (31)
支持できない議員たち (9)
日本潰れるぞ! (672)
期待の議員 (8)
日本再生 (14)
安倍内閣 (193)
海外 (52)
売国奴 (25)
自民党 (21)
移民政策 (4)
売国奴集団 安倍政権 (21)
福祉、老人問題 (1)
売国集団 自民党 (14)

リンク

このブログをリンクに追加する

最新コメント

検索フォーム

月別アーカイブ

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
政治・経済
169位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
国際情勢
32位
アクセスランキングを見る>>

最新トラックバック

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

プロフィール

yaegaki hime

Author:yaegaki hime
八重垣姫は、手に武田の家宝の兜を持ち、許婚者の身に迫る危険を知らせるために凍りついた諏訪湖を渡って行ったという。
私もこの日本の危機に、諏訪湖ならず太平洋も大西洋も地中海も渡って助っ人に行きたい気持ちになります。
どのような政治団体とも無縁の、在外の、一市民ですが、
中川昭一さんの訃報を受けた日に このブログを立ち上げました。
心からの敬意と愛惜の思いと、そしてご冥福を祈りつつ......日本の為に一人でも多くの人に正しい歴史観と脱マスコミを果たして欲しいのです。きっかけは、悪い国、悪い先祖、侵略の歴史

QRコード

QRコード