海外と対比すると浮き彫りになる 母国の文化。。。。など言いますが 今月はくだらない事で忙殺されています。
日本滞在中にも思うところがいっぱいありましたが、こっちに帰ってみると何と恐れに恐れていた税務署からのお達し。
実は、2012年に突然施行する事にした 海外資産の報告書、なる制度。
海外にある貯蓄、株式、保険、物産、動産のすべてを申告せよという激しく 卑しいスペイン人の、その真の意図が伝わってくる制度。
勿論、隠し財産を吸い上げようという魂胆で、税金逃れをそうはさせじというもの。
頭に来るのが 外人も例外では無いという点。
外人を見ると 兎にも角にも逃がすことばかりに没頭する日本とは大違い。
推定500万人、スペイン人口の10%が 外人。うる覚えで このうちの200万が申告する社会的地位にいるとどこかで見た気がします。過半数は貧しい国からの移民などということに
なるのかな?
さて、この法律が出来て 真っ先に報道されたのが申告漏れを許さない恐ろしい罰則について。
見つかったら150%の没収。つまり全部持っていかれた上にあと50%の追徴。
スッカラカンになるからね、見てろよ、て訳。
やだなー怖いなーと震え上がる。
スペインの恩恵で得た財産ではない母国の家屋まで 怠け者とヤクザでできた国家が垂涎で狙ってるって気味が悪い。
ここ近年 汚職で相当世間を騒がせている与党第一党の治世で 決行することかね?と突っ込みたくなる。
スペインの財政危機なんか今に始まったことじゃあないけど いよいよ外人の財布に手を突っ込んで来たか?
先ごろ アルハンブラ宮殿で有名なグラナダ市に住む外人の定年退職者が 捕まったと報道された。
フランスに三千万円弱の貯金と僅か10万円を欠ける株を持っていたのを 申告時期より一年遅れて出した。
そうしたら遅れたことに対する罰金がまず来て、次にその3千万の150%を取られたんですって。
海外の財産だから取り立てがサッサとできないとなるとスペイン国内の家屋を差し押さえですって。
あまりのアクドイ取り立てに 呆れて新聞のトップを飾る記事に。
普段からこの国に不満タラタラの外人には 冷や水を浴びせられたような衝撃と怒りが吹き上がる。
なんでも このスペインの法律は、ECの決まりから大きく逸脱していて 憲法違反なのだそうな。
この法律が出るなりECにスペインは訴えられている。
でも実入りの良さに舌なめずりの税務署って言うか財務大臣て言うのかな この場合は。。。。?
スペインは 訴えられても判決が出るまで追徴の手を緩めない考えらしい。
今日もジャンジャン税務署からのお達しが届きまくっている。
2012年に申告しなかったのが20万もいるんですって。知ってるんだな、これ。出来なかった人たちと思う。ネットからやらないといけなくて老人には無理だし、私でさえ出来なかったんだから。
税務署に聞きに行くと 憎たらしい署員が仏頂面で知らないね、と答える。
なのに罰金だけはマメに来る。
20万人中初めの500人がやり玉に挙がってるらしい。全員に順次届く予定。
でもって家にも先週来ました。げっそりです。
なんて嫌な国なんだろうとつくづく思います。
今週無駄だと分かってる 不服申し立ての文章を書いて 今弁護士が見分中。見直しだけで3万だって弁護士の料金。
全く腹立たしい。
何となく ダイヤの指輪でも買っとけば良かったと脈絡もなく思う私です。
ああ、腹立たしい
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